世界No.1暴走族・天海朧月 下

ビクッと肩を揺らした七聖。

……?

優心
「っ……気にすんな」

七聖の背中をトン、と押した優心。

……何かあったのか?

朝陽
「あぁ、先代の剣さんか」


「外国に行ってたよね?」

翔悟
「いいなぁ、俺らも会いたい!」

蒼馬
「たしか疾風さんと仲良しだった人だよね」

そう……兄さんの。

日向
「七聖!顔青いけど大丈夫?」

七聖
「あ……ううん!なんでもないよ!琥太郎、もうそろそろ行こうよ!」