世界No.1暴走族・天海朧月 下


「はぁ?払うからに決まってんだろ」

七聖
「なんで優心何も頼んでないのに払うの!私が払うからいいよ!」

でも、出かけるまで俺すっげー耳にタコ出来るほどデートマナー習ったけど。


「俺が払うつってんだからいいんだよ!」

七聖
「っうぅ……あ、次!次は私が払うんだからね!絶対優心に財布出させないし!」

どんな意地だよ……なんて思いながらも、また俺とデートする気なのが嬉しい。

……俺もチョロい男だよな。