花鈴ちゃんは、そこに胡座をかいて座っている蒼介さんの膝の上にちょこん、と座ったまま動かない。
そしてたまにちょっと敵意のある目を私に向けて来たりする。
小さくてもやっぱり女の子なんだなぁ。
蒼介さんのことが大好きなのが伝わってくる。
でも仲良くなりたい私は、めげずにここにも置かせてもらっている創太のおもちゃを使って花鈴ちゃんを誘ってみる。
「花鈴ちゃん、プラレールで遊ばない?」
「…あそばない」
プラレールは女の子には響かないか…
「…花鈴ちゃーん、ぼくクマさんだよー!一緒に遊ぼうよー!」
クマのぬいぐるみに渾身の可愛い声でアテレコして誘ってみるも、
「……くまさん……あそばない」
敢えなく撃沈。
っていうか蒼介さん、ちょっと肩震わせて笑ってるし…!
創太の面倒を見る機会が多いおかげでこのくらいの歳の子の扱いには慣れているつもりだったけど、やっぱり男の子と女の子じゃ全然違うんだなぁ。
男の子の方が、なんていうか単純で扱いやすい気がする……
そしてたまにちょっと敵意のある目を私に向けて来たりする。
小さくてもやっぱり女の子なんだなぁ。
蒼介さんのことが大好きなのが伝わってくる。
でも仲良くなりたい私は、めげずにここにも置かせてもらっている創太のおもちゃを使って花鈴ちゃんを誘ってみる。
「花鈴ちゃん、プラレールで遊ばない?」
「…あそばない」
プラレールは女の子には響かないか…
「…花鈴ちゃーん、ぼくクマさんだよー!一緒に遊ぼうよー!」
クマのぬいぐるみに渾身の可愛い声でアテレコして誘ってみるも、
「……くまさん……あそばない」
敢えなく撃沈。
っていうか蒼介さん、ちょっと肩震わせて笑ってるし…!
創太の面倒を見る機会が多いおかげでこのくらいの歳の子の扱いには慣れているつもりだったけど、やっぱり男の子と女の子じゃ全然違うんだなぁ。
男の子の方が、なんていうか単純で扱いやすい気がする……