「羽瀬川さーん、ちょっと」
さっきの授業が終わって休憩時間になったタイミングで先生はまた私のところにやってきた。
問題集を片手に。
「これさ、中学三年生の数学なんだけど、俺ここわかんないんどうしてもわかんなくて 教えてくんない?
塾長には秘密ね。」
「えええ…」
私ちなみに中学の時めちゃくちゃに成績悪いんですけど!!
でもたしかに年齢だけでいうと今いる生徒の中だと私が1番上になっちゃう、のかな。
ちょっと緊張しながら問題を見ると図形が。
えっと、これどうやって解くんだっけな。
……あ!思い出した!
「わかりました!!
ここの角度がここと一緒だからこうなって、こう!じゃなかったでしたっけ、」
「それだ!!さすが羽瀬川さん、ありがとう!!」
そんな流石と言ってもらえるほどのいい中学生時代ではなかったんだけど、っていうのは心の中で止めておいた。
さっきの授業が終わって休憩時間になったタイミングで先生はまた私のところにやってきた。
問題集を片手に。
「これさ、中学三年生の数学なんだけど、俺ここわかんないんどうしてもわかんなくて 教えてくんない?
塾長には秘密ね。」
「えええ…」
私ちなみに中学の時めちゃくちゃに成績悪いんですけど!!
でもたしかに年齢だけでいうと今いる生徒の中だと私が1番上になっちゃう、のかな。
ちょっと緊張しながら問題を見ると図形が。
えっと、これどうやって解くんだっけな。
……あ!思い出した!
「わかりました!!
ここの角度がここと一緒だからこうなって、こう!じゃなかったでしたっけ、」
「それだ!!さすが羽瀬川さん、ありがとう!!」
そんな流石と言ってもらえるほどのいい中学生時代ではなかったんだけど、っていうのは心の中で止めておいた。