「も、やだっ…」 高杉が背中を擦ると、不思議と発作が治まっていくのに。 でも今は治まるどころか、酷くなっていく一方だ。 「茗花…」 さすがの飛鳥も、あたしから一秒たりとも離れよとしなかった。 相手が飛鳥だから何とも思わないが、他のクラスメートや教師に付きまとわれるのは正直ウザったい。