「ったく…次からは気を付けろよ」



「……はい」



思い切り遅刻したあたしは、授業を聞く時間は短かった。



あっという間に下校時間になり、鞄をまとめるあたしの横に ピッタリとくっついている高杉。



「茗花様。サスケが待ってますので、早く参りましょう」



サスケさんは高杉の友達らしく、又してもあたしの専属運転手。