あたふたとする私とは裏腹に、涼しい顔をしてクールに決めているお兄さん。


あなた…本当に、ヤ◯ザなんですね。

ちょっとかっこいい顔してるけど…ヤ◯ザなんですね!




そんなことを考えていると、お兄さん二人は『また来る』そう言い残して、去っていった。






はぁー…


二人がいなくなったことで、今までガッチガチだった体の力が抜けた。

体が支えきれなくなった私は、そのままストンと廊下にへたり込んでしまった。



私生まれて初めてそっち系の人と会話をしましたよ。

しかも、ドラマのような世にも恐ろしい会話を…。