そんなわけで、今絶賛ハマっているのが”ウィズラブ”というファンタジー小説。

国を乗っ取ろうと企む魔女によって拐われた”シャルロット王女”を、庶民である”ジャンク”が愛の力で助けるというラブファンタジーだ。

ジャンクはすっごく優しくてかっこよくて優秀で非の打ち所のない良いやつ。王子様キャラの王道を行く感じ。オタク女子の中でも人気は高い。

もちろんジャンクも好きなんだけど、私の推しは王女の護衛も務める若き騎士隊長”アズール”なんだ。こちらもオタク女子の間ではなかなかに人気の高い人物で、二次創作物もかなり賑わいを見せている。

アズールは一見クールに見えるキャラなんだけど、胸に秘めたる熱い情熱が文章からひしひしと伝わってくる。国を護るため、王女を護るために奔走し、最後は王女を護れなかったと責められ処刑されてしまう悲しい役所なのだ。

もうね、その場面を読んだときは大号泣して数日立ち直れなかった私。

私の推しのアズールがっ!
処刑とかっ!
ありえないからっ!

だけど、夢小説を趣味とする私としてはそんな大ショックも創作活動の糧にする。
処刑なんて無視よ。
アズールといちゃこら胸キュンな妄想を書き起こしては自分を満たす日々。ていうかむしろそうでもしなきゃやってられない。

はっきり言ってこれは、誰にも見られてはいけない禁断の物語なのだ。
(ちょっとかっこよく言ってみた)