その日の夜、従兄弟の弟に『nyanちょっと2人で話せる❓』って言われて近所をお散歩することに
一緒に歩きながら私は聞いた
「突然どうしたん❓」
『…nyan、兄ちゃんとキスしとったでしょ』
「あ、見られちゃった❓」
『なんでなん❓』
「なんで… お兄ちゃんがお祭りに行った日の帰りにキスしてきたからかな❓」
『…俺もnyanの事、好きなのに』
『でも従姉妹だからなってずっと我慢しとったのに、あんなん見たら我慢できんくなる❗️』
「…キスしたいの❓」
『…したい、キスもギュウもしたい』
この時、私は求められる事の喜びと大切だった人から恋愛対象として好意を向けられる事の失望感を感じていた
どちらもこの夏まで感じたことのない感情で、私はゾクゾクした。
だから
「いいよ、ギュウしてキスして❓」
と言っていた。