「そこでお前ら3人にやってもらいたいことがある
正直、6人でバンド組んでても恐らく人気になるのはお前ら3人だ」
「そ、そうなのか?」
「そうだ、ボーカルはもちろん楽器をする女性は珍しいからそれだけで一目置かれる
俺らはベース、ドラム、サイドギターでほぼ目立たないけどお前らにスポットライトを当てて引き立て役をさせて欲しい
俺らじゃ出来ないことをお前らにやって欲しい」
「目立つなら任せろ!」
俺は自信満々に言う
「だから、紅美とみーこと樹希で弾き語りでカバーしてる動画を載せて欲しい」
弾き語り?カバー?
そんなんでいいのか?
「そ、それでいいの?」
「それだけでいい、もしカバー動画が人に見られるようになった時にオリジナル曲を披露すればそれも見て貰えるようになるしな」
それなら余裕じゃないか?
「うん、あたしも一応アコースティック出来るから
それやろうか」
俺と紅美さんと美優子さんで本格的に活動開始することになった
リダ達が戻ってくるまで頑張ってみよう