憎しみ……?

琥太郎と蒼馬は、そのまま倉庫を出てった。

どういうことだ……!?

まったく理解できない……。

翔悟
「凪!お前情報係だろ!なんかわかんねーのかよ!?」


「わかるわけないじゃん……」

ゆっくり、その場に座った。

さっきの……七聖の顔が忘れられない。

俺に、すがりつくようなあの瞳。

本当に憎しみしかないんだったら、とっくになにか仕掛けてるはずだ。

朝陽
「とりあえず……一旦、帰ろう」

朝陽の言葉で、俺らは帰ることにした。

七聖……どういうことなんだ?