✶優心side✶

琥太郎
「よし、落ちたかな」

信じられなかった。

七聖は、復讐するために……?

蒼馬
「お前、七聖に気があるみたいだけど無駄だから。七聖は俺と結婚する。これは決定事項だから」

っ……。


「ふざけんな!どういうことだ!?」

琥太郎
「蒼馬、話すだけ無駄だ。行くぞ」

蒼馬
「だな」

琥太郎はチラっと俺を見た。

琥太郎
「七聖は、海王には憎しみでしかない。本気で潰すために自らスパイしに行った。俺が言えるのはそれだけだよ」