私の目の前で足を止めた柊。

な、なんだ……?


「俺は個人的に君に興味がわいたよ」


「は……?」

柊はそれだけ言うと、倉庫を出ていった。

優心
「チッ……おい七聖、少しはブスになれ」


「なんつー願いだよ」

私は呆然としてるみんなを放って樹と雫ちゃんに近づいた。


「あ、あの……」

私を見て、少し怖がってるこの子。

どことなく、日向に似てる。


「あぁ、安心してよ。なにもしない」