理事長
「それは……あいつを守りたかったからだ」

……“あいつ”?

翔悟
「母さん助けた後もやってただろ!」

どうやら理事長の奥さんのことのようだね。

理事長
「お前はケンカが好きなだけだろ!」

翔悟
「好きで悪いのかよ!?」

理事長
「ケンカはそう簡単なものじゃないんだ!軽い気持ちでやってるなら、やめてほしい」

なんだ……この人、翔悟のことすごく大事に思ってるじゃん。

翔悟
「軽い気持ちでなんかやってねー!俺は、俺は先代に憧れて入ったんだ!仲間を守りたいんだ!そのために、やんなきゃいけないことも山ほどあんだよ!」