“その後、親友には
その事を打ち明けずに、
あの泣いた日、以降
何事もなかったかのように、
過ごしました。
親友と一緒にいれれば
今まで通り、一緒に帰れればいいと
思っていました。それと、
その頃のボクは、そういったことは
ゆっちゃいけない、人と違うと
思っていたから、ゆえなかったというのも
あるんですけど…
そして、卒業を迎えました。
その日の夕方、また、
同じ小学校のメンバーで
同じ中学校行くのに、お別れの会
みたいなの開いて、まあ…そこは
楽しく盛り上がったんですけど。
ただ、ボクは、いつもみたいに、親友と
帰れれば、お互いの中学になってからの
理想とかそういうのを楽しく話して
帰れれば、それで良いと思っていました。
でも、お開きになったとき
なぜか、親友と親友の好きな子が
居なくなってて、ボクは、薄々
気づきながらも、1人で帰宅しました。
その日の夜、
お風呂から上がると電話が鳴り
出ると、親友から、
付き合うことになった
そう、言われました。