「いらっしゃいませー、あ?何でだよ、相手が違うし」

海斗と明日香が亮太のバイト先に入ってきた

「個室でお願いします(笑)」

全く〜といいながら海斗と明日香は個室に通された

「また、後でな」

パタンとドアを閉める




亮太が休憩時間になり、3人で話し合う

クラス会の二次会にこの店を予約した

料金や料理の相談と、クラス会での進行を話し合った

「成田は今日はこれなかったのか?」

亮太が尋ねる

「まあ、基本夜は出れないけど、今日はお前にも色々話す事があってな」

「ん?」

亮太の休憩の1時間はあっという間に終わった

海斗と明日香も帰っていった

海斗が車で送ってくれると言う

ラッキーと明日香は車に乗り込んだ

「頼みがあるんだよな」

「何?」

「あのさ………」

「OK、まかせて!」




12月25日のクリスマス、海斗と菜々美は食事に来ていた

またお洒落なことだなぁと周りをキョロキョロ見渡す菜々美

高校を卒業してから車でよく食事につれていってくれる

帰りには2人にお店のおみやげももたせてくれる

支払いも私には出させてくれなくていくら位か全くわからない

いつも、菜々美のご飯を食べさせてもらってるから外では自分が出すというのだ