「俺も金貯めなきゃなー」
「海斗くんは貯められないでしょ(笑)ゲームに消えていくじゃん」
「確かにな……でもちょっと考えてることがあるから……うん、貯める」
「サークルもあるのに、無理はしないでね」
「菜々美はアクセサリーに興味あるのか?」
「そんな余裕はないよ(笑)私にはいいよ、バイト代は自分に使ってね」
絶対にそう言うと思ったんだよな〜
しかし、どうするかな〜
「海斗くん、考え事して運転しないでよ」
「菜々美にはさ、俺は隠し事できないかもな」
「だと思うよ(笑)夕食どうする?今日菜々美が作んの?」
「今日はいいよってお父さんが言ってくれてる」
「じゃあ、どっか食べに行こ〜」
「うん!」
こうして菜々美達の休日は終わった
大学2年の秋、海斗くんから相談があった
「えっ、クラス会?」
「うん20歳じゃん、記念にさみんなで集まろうかなって」
菜々美の家で夕食を食べていた
日曜日はほぼ毎週来てくれて家でまったりしたりしてくれる
考えてみればもう4年が過ぎていた
段々歳月が過ぎていくと集まれなくなるからと
菜々美らのクラスは特進コースだったのでほとんど学生だから今のうちになら集めれるんじゃないかということらしい