「無理しないで……チュッ……ねぇ、起こしていいからやっぱりもっと亮ちゃんと甘々したい」

「ん〜今度ホテル行こうか?壁薄いからな」

「わかった(笑)亮ちゃん大好きだからね」

「俺も……親には絶対認めてもらうからな」

「ありがとう……私、先輩の事を聞きたい」


亮太は先輩の誘いで麻雀するのもバイトだった事を話した

麻雀は確かに教えてもらって店のバイトが終わってから麻雀に誘われてやってるのは事実だけど

その先輩は彼氏さんと麻雀動画を撮っていて配信しているそうだ

亮ちゃんの顔は隠れていて手だけうつるらしい

人数揃わなかったら呼ばれて動画に参加してバイト代をくれると言っていた

よかった……やっぱり私らしく早く聞いとけばよかった

でも、このことがあってからまたますますラブラブになったのは間違いない


もう疑わないよ、亮ちゃん!



海斗と菜々美はまだ車の中にいた

「海斗くん、色々崎山くんに聞いてくれてありがとうね」

「あー、うん、お互いがしんどいだろ?亮太が朝帰りなんて信じられなかったしな、学校は普通に来てたから」


「足の怪我大丈夫かな?」

「大丈夫だろ」

「明日迎えに行くの忘れないでよ」

「あっ、やばっ」

携帯をだしてメモする