・主人公
龍崎みずほ(16歳) 女性

平凡な都立に通う女子高生。女子力が低い。
ひっつめ髪。でこっぱち。隠れ巨乳。
化粧に嫌悪感を抱いている。理由は昔から着飾ることが好きだった姉と常に比べられてきたから。派手な服や化粧を好む姉に苦手意識を持っている。

そのため引っ込み思案で消極的。押しに弱い。しかも根が優しく、まじめ。お人好しでもあるため、レンのお願いを断れない。損な性分。やり始めたら一生懸命。

これといって趣味や特技はないが、こっそり恋愛小説で妄想に耽るのが好き。
感傷的で、本を読みながら泣いてしまうため、人前で本が読めない。

友達に無理やり後押しされて好きな人に告白するも、「女らしくない」と振られてしまう。落ち込んでいた帰路に派手なオネエさん(後述蓮音)の落としたもふもふキーホルダーを拾ったことがキッカケで、その日の晩から『燈火国』の後宮に行き来できるようになる。

物語が進むにつれ、次第と自分の女子力もあがって綺麗になっていく。
そして、レンや蓮音。姉とも関わる内に少しずつ自分に自信を持つように。
同時に妹思いで自信家。だけど優しいレンに憧れ、恋をする。

レンに告白され、両思いになったことに喜ぶ。
だけどアドバイスをもらうに連れて姉とも仲良くなり、現世での友達も増えた。レンの告白を断りつつも、このまま二つの世界を行き来できることを望む。

牢獄でどんどん弱っていくレンに想いを伝え、せめてもの願いを込めて聖獣をレンに託す。
最後の別れを済ませ、もう『燈火国』に来ないと決めたみずほ。
現世で頑張って行きていこうとするも、ふとしたことでレンの顔がよぎる。
そして暴漢に襲われそうになった時、蓮音に助けられた。そこでようやく蓮音がレンだと気づき、驚きと喜びのあまりに涙を零しながら、再び彼に告白する。