あれから
何時間経ったの
だろう…


ここどこ…?


私は
知らない公園の
遊具の中にいた…


あれから
雄輔さんが
どうなったかも
分からない

ただ涙と震えだけが
留まることを知らない・・・


これからのことなんて
全く分からない


考えることすら
出来ない・・・


帰る場所がない
ただそれだけが
頭の中を廻っている



『どうしよう・・・』


『大丈夫。俺がいるから、守るから』


雄輔さんの言葉が
何度も繰る返される・・・


私の意識は
だんだんと遠のいていく・・・