お母さんと松本先生に呼ばれた賢心は
「今は雪乃に会わないで欲しい」と言われ
訳が分からず混乱していた。
「どういう事ですか!!??」
「賢心も分かってると思うけど、
あの子は頑固だから……今は病院に戻りたくないし賢心にも会いたくないって言ってるの。
本当に、ごめんね」
「でも、このまま放っておくと危険だから
カテーテル治療する予定なんです!」
「賢心君……雪乃ちゃん本人も納得した上で治療する方がいいと思うよ。今は、同じ病気でお父さんが亡くなられて相当ショックを受けてるからね」
「松本先生も今の雪乃の状態分かってますよね!?早く…早く助けないと、雪乃が…」
泣き虫賢心は、私が離れていくのが悲しくて…
消えてしまうのが怖いから焦っていて…
やっぱり泣いてしまった。
「賢心君!君は医者になったんだろ!
雪乃ちゃんを守る為に頑張ってきたんだろ!
心臓ばかり診て、雪乃ちゃんの心は見えてないんじゃないか!?……もう一度、しっかり考えてから会いに来なさい」
「松本先生………」
やっぱり松本先生は、たんまりお説教する
怖い先生のままだった。
「今は雪乃に会わないで欲しい」と言われ
訳が分からず混乱していた。
「どういう事ですか!!??」
「賢心も分かってると思うけど、
あの子は頑固だから……今は病院に戻りたくないし賢心にも会いたくないって言ってるの。
本当に、ごめんね」
「でも、このまま放っておくと危険だから
カテーテル治療する予定なんです!」
「賢心君……雪乃ちゃん本人も納得した上で治療する方がいいと思うよ。今は、同じ病気でお父さんが亡くなられて相当ショックを受けてるからね」
「松本先生も今の雪乃の状態分かってますよね!?早く…早く助けないと、雪乃が…」
泣き虫賢心は、私が離れていくのが悲しくて…
消えてしまうのが怖いから焦っていて…
やっぱり泣いてしまった。
「賢心君!君は医者になったんだろ!
雪乃ちゃんを守る為に頑張ってきたんだろ!
心臓ばかり診て、雪乃ちゃんの心は見えてないんじゃないか!?……もう一度、しっかり考えてから会いに来なさい」
「松本先生………」
やっぱり松本先生は、たんまりお説教する
怖い先生のままだった。