「さすがに急に一緒に住むのは雪乃が怒ると思って。だから隣で我慢したんだよ」
「隣もなにもどうして私の住んでる所が……
あっ!お母さんでしょ!!」
「まぁまぁ、ずっと隣の隣で育って来たんだし」
「だからって、」
「明日も仕事だろ?ゆっくり休めよ~」
ガチャ!
賢心は自分の部屋に入ってしまった……
今日1日の出来事から考えてもゆっくり休めそうにはないけれど、とりあえず私も家に入りバッグをソファにポイッと雑に置いて手を洗ってから、
急いで薬を飲んだ。
「何考えてるの、賢心…...」
私がどんな想いで賢心のそばから離れようと
したのか……
あの時、どんな想いで……
そのままソファに横になり、泣きながら寝てしまった。
ブルル!ブルル!
しばらくするとテーブルの上でスマホのバイブが鳴り響き、私は寝ぼけながら電話に出た。
「雪乃ー!そんな所で寝てたら風邪ひくぞー!」
「んぇ!な、なに!?ゃだ!なんで!?」
「ハハハ!やっぱりそうか。ソファでよだれ垂らしながら寝てたんだろ」
「よだれは垂れてない…」
「ちゃんと布団に入って寝るんだよ」
「うん…」
「おやすみ」
「…おやすみ」
何でもお見通しの様な気がして、凄く怖かった。
ずっと内緒にしていた事も……
実は知っているのかもしれないと。
「隣もなにもどうして私の住んでる所が……
あっ!お母さんでしょ!!」
「まぁまぁ、ずっと隣の隣で育って来たんだし」
「だからって、」
「明日も仕事だろ?ゆっくり休めよ~」
ガチャ!
賢心は自分の部屋に入ってしまった……
今日1日の出来事から考えてもゆっくり休めそうにはないけれど、とりあえず私も家に入りバッグをソファにポイッと雑に置いて手を洗ってから、
急いで薬を飲んだ。
「何考えてるの、賢心…...」
私がどんな想いで賢心のそばから離れようと
したのか……
あの時、どんな想いで……
そのままソファに横になり、泣きながら寝てしまった。
ブルル!ブルル!
しばらくするとテーブルの上でスマホのバイブが鳴り響き、私は寝ぼけながら電話に出た。
「雪乃ー!そんな所で寝てたら風邪ひくぞー!」
「んぇ!な、なに!?ゃだ!なんで!?」
「ハハハ!やっぱりそうか。ソファでよだれ垂らしながら寝てたんだろ」
「よだれは垂れてない…」
「ちゃんと布団に入って寝るんだよ」
「うん…」
「おやすみ」
「…おやすみ」
何でもお見通しの様な気がして、凄く怖かった。
ずっと内緒にしていた事も……
実は知っているのかもしれないと。