「えー!私も変わりたい!!」


キラキラした瞳で声を大にしした夏海に、ジリジリと近付く夢。


「じゃあ、やっていい?!」
「うんうん。して!!」


そう言うと、手にいい香りのオイルを塗り夏海の首をマッサージし始める夢。


「なんか、痛いけど気持ちいい!
いや、痛いかな……」


夏海は痛がっているが、夢の指を見ると力はほぼ入っていない。


「夏海、リンパの流れが悪いんだよ!
そのうち痛く無くなってくるから!」
「う、うん……」