再び散り散りになって身をひそめ、他の御陵衛士がこの場に来るのを待っていた。

間もなく伊藤先生が新選組に暗殺されたという報告を受けた御陵衛士の7人が油小路へやってきた。

彼らは皆鉢金をしっかりとつけた状態でやってきた。

鉢金をつけているということは、伊藤先生の敵を討つために新選組と一太刀交えようということだった。

そして新選組が隠れていたところから御陵衛士の方へ向かい、油小路周辺では新選組と御陵衛士の乱闘が始まった。