リョウ先輩が、ミホ先輩と私のやりとりを知るはずもなく、私とのLINEでは遊びに行く予定のやり取りの返信が来た。
その未来を知っている私は返信する気も遊びに行くにもなくなり、あからさまな短文、気のない返信を繰り返し1年数ヶ月続いたLINEはそこで終わった。
そして、何事もなくひとり悲しくクリスマスかと思いながら迎えた12月のこと。
アヤから久しぶりに飲みに行こうと誘ってくれた。
そこでアヤから聞いた話に衝撃を受けた。
「リョウ先輩に彼女ができた。
しかも1年くらい前から気になってたって。」
私が告白したのは2月。
その時にはもうリョウ先輩には好きな人がいたってことだ。
『じゃあ今は付き合えないって…』
アヤは何も言わずうんと頷いた。
『リョウ先輩がその彼女に告って振られた時の保険が私?』
もうとっくにリョウ先輩のことは割り切ってたことだけど、この話だけは割り切れなかった。
その未来を知っている私は返信する気も遊びに行くにもなくなり、あからさまな短文、気のない返信を繰り返し1年数ヶ月続いたLINEはそこで終わった。
そして、何事もなくひとり悲しくクリスマスかと思いながら迎えた12月のこと。
アヤから久しぶりに飲みに行こうと誘ってくれた。
そこでアヤから聞いた話に衝撃を受けた。
「リョウ先輩に彼女ができた。
しかも1年くらい前から気になってたって。」
私が告白したのは2月。
その時にはもうリョウ先輩には好きな人がいたってことだ。
『じゃあ今は付き合えないって…』
アヤは何も言わずうんと頷いた。
『リョウ先輩がその彼女に告って振られた時の保険が私?』
もうとっくにリョウ先輩のことは割り切ってたことだけど、この話だけは割り切れなかった。