これは何の光なんだろう?僕も葉月も気になり始めると佐代里さんが話かけた。
 
 佐代里「芹斗くん。菘ちゃん。この光が何か分かるかな?」
 芹斗と葉月『分からない』
 佐代里「この光はね蛍の光なんだよ」
 芹斗と葉月『蛍の光・・・・・』

 この光は蛍の光だったんだ。静かに蛍の光に見とれていると葉月が自然と僕の側に近付き僕に身を寄せた。
 僕は頬を赤くした。女の子がこんなに近くに来るの初めての経験だった。

 香利「友毅・・・・・」
 友毅「何・・・・・」
 香利「こしうして皆と一緒に蛍の光を見るも良いわね・・・・・」
 友毅「ああ・・・・・」

 香利と友毅も互いに身を寄せて蛍の光に見とれた。ずっと見とれていると一匹の蛍が飛んだ。蛍は静かに僕と葉月の側に近付いた。
 蛍は葉月の髪の毛に止まった。蛍は葉月の髪の毛につかまり光った。