「他の女の子もイイけどさ、やっぱ莉央が一番なんだよねー…」

「…あっそぅ」

「白くて細くてスタイル抜群だし?それに出るとこチョー出てるし、…全部食べたくなっちゃう」

「…」

「それにイイ匂いだしさー?」






そんな私を後ろから抱きしめてチュッと背中にキスを落とす晄。



サワサワと胸や内股を触ってくるあたり、イチャイチャモードはまだ無くなってはいなかった。

絡まる足。
クシャリと音を立てるシーツ。


よくこうやって触られると全身がゾクゾクするような刺激が走ると聞くけれど、そんなの極わずかの人間しか生じることはないって思ってる。




大げさ。

だいたいは、こんなもんでしょって。






「…癖になりそう」





耳元で囁かれたそれを、私はどんな顔をして聞いていたんだろう。