うそ…!


夢かと思って自分の顔をつねってみたけど、痛かったからこれは現実なんだと思わされる。


「ほんと…ですか!?」


「ええ、本当」と頷く永井さん。


「…やったー!!!」
「紗莉、やったじゃない!」


ぎゅーっと美緒さんに抱きつく。


ずっとファッションショーに出るのが夢だったからそれが叶って嬉しい!


夢見たい…!


「ってことで今日の良い知らせは以上。帰ってゆっくり休んでね」