編集長こと、永井 真由美さん。
〝ange〟の絶対的存在の人。


「美紀さんありがとう。SARI、良い知らせってことは伝わってる?」


「あ、はい!美紀さんから先程聞きました」


ドキドキ…。


すごく緊張する。


「実は今年の秋にautumn collectionが開催されるんだけど、SARI、あなたに出てもらうことにしたの」


………え!!
予想外のことに、頭が真っ白になる。


「だからそれに向けて準備してもらいたいの。ふふっ初めてで緊張するかもだけど、私はあなたを出すことに決めたわ」