なんだろう。


期待はしちゃいけないけど、ワクワクする。


「…はい、これ」


私の右手に乗っけたのは…


「…ヘアピン??」


薄ピンクと黄色のかわいいヘアピンだった。


「それ、紗莉に似合うかなって思って。付けてくれる?」


「もちろん…!」


ええ、すごく嬉しい!