―麻波―
午後十五時に目が覚める。
前の様な目覚ましの音も、ママの高い声もない。
自分自身で起きる。
お店の出勤は20時からだ。
それまでの間アタシ(麻波)はのんびりと時間を潰す。
まず目覚めの一服。
これは外せない。
そのあと一階のリビングに下りていくとママが熱いコーヒーを入れてくれる。
そしてかならずアタシに...
「まぁちゃん、ご飯は?」
...と聞く。
アタシは元々朝ご飯を食べなかった女だ。
だからいくら午後の十五時と言ってもそれはアタシにとって朝食だ。
食べるわけがない。
だから決まって...
「いらない。」
の、一言で終わる。
夜の仕事を始めて数ヶ月が過ぎた。
大体の事は覚えたつもりだ。
でも....
何故か物足りないと思ってしまう......
午後十五時に目が覚める。
前の様な目覚ましの音も、ママの高い声もない。
自分自身で起きる。
お店の出勤は20時からだ。
それまでの間アタシ(麻波)はのんびりと時間を潰す。
まず目覚めの一服。
これは外せない。
そのあと一階のリビングに下りていくとママが熱いコーヒーを入れてくれる。
そしてかならずアタシに...
「まぁちゃん、ご飯は?」
...と聞く。
アタシは元々朝ご飯を食べなかった女だ。
だからいくら午後の十五時と言ってもそれはアタシにとって朝食だ。
食べるわけがない。
だから決まって...
「いらない。」
の、一言で終わる。
夜の仕事を始めて数ヶ月が過ぎた。
大体の事は覚えたつもりだ。
でも....
何故か物足りないと思ってしまう......