saidもえ

助けて貰ったお礼しないとな〜。

みなとくん、なんで私なんかを助けたのかな?

やっぱり良心なのかな?

まあ、考えても仕方ないから考えるのやめよう。

「どうしたの?もえ。」

「あいちゃん!ちょっとね。」

「教えてよ〜。もえ〜。」

「絶対?」

「親友でしょ?だから絶対!」

「わかった…」

「ほら!話してみて!」

「えっとね…みなとくんのことなんだけど…。」

「うんうん!」

「私助けてもらったでしょ?」

「うん。」

「なんで私なんか助けに来てくれたのかな〜て思って。」

「もえのこと助けたいと思ったとか?」

「やっぱりそうだよね。」

「なに〜。期待してるの?」

「ないない。こんな病弱な私なんて…」

「まぁ。気になるならアタックしてみたら?」

「う、うん。」