・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よく、体験してみたら相手の気持ちが分かると言うが
私の心を渦巻く憎悪は、それを覆す気持ちだった。
苦しい思いをする度に彼女への怒りが募り、微笑みを浮かべる彼女目掛けて刃をむけた。
無造作に放られたボロボロになったアルバムを、母は何食わぬ顔で本棚へと押し込んだ。
妹には会話すら拒絶され、父は仕事に、愛人に没頭して家庭を放棄。
逃げ場なんてどこにも無かった
初めから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…