…ピピピピ…ピピピピ…
綺「う~んまだ眠いな~…zzz」
    ~5分後~
…ピピピピ…ピピピピ…
ダンダンダンダンっ
綺「この音は…」
ガチャッ
母「綺羅!いつまで寝てるつもりだよ!昨日話すことあるから早く起きろっていったよなぁ?」
ひっ!出たよ鬼婆だぁぁぁ
母「誰が鬼婆だよ!」
綺「えっなんで思ってることがわかるの!?まさかエスp「全部口に出てるんだっ!」
えっうそ!」
これはまずい…
母「まぁ今日は話したいことがあるから急いで降りてこいよ」
綺「え…お母さんが怒らない…明日は晴れかな?」
(晴れだったらいつもどうりだよ。雪って言いたいのかな)
母「あんたはどこまでもバカね…」
綺「バカじゃないし!話あるんでしょ!早く降りよ」


綺「で?話って?」
母「今日から綺羅は高校生でしょ?」
綺「うん」
母「綺羅が通う高校は…男子校ですっ!」
綺「は?」
耳がおかしくなったのかな??
綺「もう一回言ってもらっていい?」
母「えぇ、何度でも言うわ。 綺羅が行くのは男子校よ!」
綺「え!なんで!?私が受験したところ共学だったよね!?」
母「受験したところは全部落ちたのよ。でも高校はさすがに行ってほしいからって親戚に言ったら、じゃあうちの学校来るか?って言ってくれたの!」
え?落ちてたことすら知らなかったんだけど…
綺「だからって男子校にすることないじゃんっ!」
母「ん?なんか言った?(黒笑」
綺「ひっ何もありません!高校に行かせて頂き光栄です…!」
母「よろしい。じゃあこれつけて逝ってね」
えっ字違うくね?私死ぬの?
っていうかカツラとか嫌なんだけどハゲみたいじゃん…
母「早く!」
綺「わかりましたっ」

ひ~怖かった…
えっと、これ被ればいいのね!よいしょ
えっこんなに似合わないことある?
いじめられるでしょこんなの
母「できた~?」
綺「できたけど不細工だよ…」
聖「え?誰これ?」
綺「聖!おはよう~」
聖「おねぇちゃん!?」
綺「これおかしいよね~めっちゃ不細工だし」
聖(これで不細工なら世界中の人不細工だよ…)
母「似あうじゃない!あ、ちなみに綺羅が行くとこ聖と同じ学校だから!」
聖「本当に一緒の学校だったのか…」
綺「聖と一緒なら楽しいかも!」
聖「早く行こう!理事長室に行かないとだから急がないと!」
理事長室ってことは理事長は私が女って知ってるのね!
(そりゃそうだろう。じゃないと入学できないぞ)
綺・聖「いってきま~す!」