「エッチのことやで!京と裸になって抱き合ってないんか、その態度見てると」

千桜は数秒黙ると、意味を理解したのか顔を真っ赤にした。

「アホ……お前は無知すぎだ」

「うっ……ご、めんなさい」

「それで京の匂いが千桜まるからするんだけどさ、キスの先したの?」

「えぇっ!?……えっと……」

「千桜が困ってるだろ?そういう話は苦手なんだからやめてやれ尚」

いきなり大胆になるけど……。

「まぁまぁ。とりあえずご飯食べようよ」

「そうだそうだ」

───

朝食を食べ終え、ソファでくつろぐ俺ら。

「千桜ちゃんは京夜のこと大好きなのね」