ここに来たときは、不安だった。

もし、断られたらどうしようって……。

「千桜……これからも俺といてくれるか?」

叔父様がしゅん、としている。

そんなの……。

「もちろんです!私の恩人です!」

「千桜……」

「叔父様、3回も助けてくれましたね」

1回目は、拾ってくれた時。

2回目は、あの家から救ってくれた時。

3回目は、今日。

本当に、感謝しかない……。