「ちょっと、ここ公共の場!」
もうすぐあのけやき公園がみえる。当たり前だけどけやきの木は光っていなかった。
「志穂だってさっき大勢の前で俺抱きしめてきたじゃん?あれ、超嬉しかったよ」
「い、いわないでよ・・・恥ずかしい」
改めていわれると恥ずかしくて顔から火がでそう。
「でも・・・」
「でも?」
「日向がそんなに喜んでくれるなら、これから頑張ってみるね」
「ほんと志穂らしくないー!」
そういいながらさらに強くぎゅっと抱きしめられる。
なぜだかものすごく懐かしくて、温かかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…