「また」
これを使うと、僕は最強だ。
これは、魔法の言葉。僕だけにしか使えない、魔法の言葉。
これを行ったら必ず、僕は体育をサボれる。
体育だけじゃない。
授業だけじゃない。
なんでも、許される。
僕の事情を知っている奴なら誰でも。
「ズレている」僕の、「また」
これを気持ち悪い、怖い、変だ、と思わない奴は、多分、正気じゃない。
どんな屈強なラガーマンだろうと、プロレスラーだろうと、この言葉があれば、僕は最強な人間になれる。