恋愛(ピュア)
完
夏 雪ん子/著

- 作品番号
- 1626298
- 最終更新
- 2021/01/11
- 総文字数
- 5,590
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 724
- いいね数
- 0
昔、聞いたことがある。「人はいつしか夜叉になる」。そうだ。今回、夫にとりついた女はまさしく夜叉だ。其れも凄い気の持ち主だ。一介の主婦が騒いだところでかなうはずなどないのだ。相手が悪すぎる。おとなしい夫は悪い夜叉にすべてもっていかれた。今、主婦の舞子のところに舞い戻ってきた夫は夜叉に全てしゃぶりとられた、一個の抜け殻にすぎない。いっそ思い切ってどぶに捨ててやろうか?舞子はそうもなんども思った。しかし、優しい舞子は手元に置いている。自分だけは夜叉に等はなりたくはないからだ。
だが、ずるく絶対許せないアノ夜叉ヤロウに、一太刀だけでもあびせないと気がすまない。これも叶わぬ望みなのだろうか?
一刻も早く、何も考えず枕をたかくして穏やかに眠れる日々になりたい。それだけが主婦舞子の現在のささやかな願いです。
(全てフィクションです。)
だが、ずるく絶対許せないアノ夜叉ヤロウに、一太刀だけでもあびせないと気がすまない。これも叶わぬ望みなのだろうか?
一刻も早く、何も考えず枕をたかくして穏やかに眠れる日々になりたい。それだけが主婦舞子の現在のささやかな願いです。
(全てフィクションです。)
- あらすじ
- 夫の浮気まがい相手(女)は、非常識、理性なし、大人としての分別なし。解決の為、何度も話し合いを望むがうまくいきません。だから、女の夫にツレツレと手紙を書いています。せめて今回はわずかでも吉報があればいいな。