「沙夜先輩メニュー見ていい?」
『あぁ、うん』
私ばっかり見ていたことに気づきメニューを渡す。
『ていうかタメ口?』
「あ、すみません。つい」
ついって何よ、昔の癖が出ちゃいました、てへへみたいな?
かわいく………少しだけ、可愛いなと思っちゃった。
別にタメ口でもいいんだけど。
誠人はやってしまったというように片手で顔を覆った。
怒ってはないんだけどな、まぁいっか。
すみませーんと店員さんを呼び注文をして、店員が奥へ行くと誠人を思わず凝視した。
まさか…まさか彼が…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…