隣のクラスの授業妨害をしてまったかなぁ。
それに、ユカが突然大声を出したせいで集めたくないクラスの視線を一気に集めてしまった。
「五月蝿い」「何なの?」「またくだらないことでしょ?」もう慣れてしまった視線ばかり。
けど、その目たちは直ぐに前を向いた。
それを確認したユカはバッと私を見る。
もう眠気もクソもないようだ。
「一体どういうことよ!」と語っている顔。
どうもこうも…
『よく分かんないけど向こうから付き合おうって言ってきたんだよ』
「本当に?」
『嘘言ってどうすんの』
「いや、うん。そうなんだけど」
いかにも信じられないという顔をしてる。
そんなに驚くことなんだろうか。
ふと不思議に思った。