「……」
『……』
話がない…私たちの間に沈黙が続く、ここだけ静寂だ。
気まずいじゃんか。
特に話すこともなくなってしまった為、私はポケットに入れた携帯を取り出して「あ…」とあることを思い出した。
そうだ、今日は月曜日なんだ。
『ねぇ、今日まだ誰とも付き合ってないの?』
「え??はぁ…まぁ」
『じゃあこれからってわけか』
「まぁ、そうですね。誰かがそれを望むのであれば」
『そう』
「…………ねぇ、先輩」
『何?』
「今週、先輩が付き合いません?」
『は?』
「今日から1週間、先輩が彼女になってください」
『何、言ってんの』
「いいじゃないですか。先輩今相手いないですよね?」
確かに、今付き合ってる人はいない…けど。
『……』
突然のことで、答えが直ぐに出せるというわけでもなく、少なく小さな脳みそで悩んで悩んだ結果…
『…そうだね、私も相手がいないし付き合ってあげる』
私の答えはそれだった。