2時限の途中から入っても変な空気になるだけだし。



というか私が教室にいるだけで嫌な空気になる…私が学校に行けるのはユカのおかげなんだ。



小さい頃から私と居て、私を一番知っている幼馴染、親友、姉妹のようなもの。



だから私とユカの縁が切れることはないんだ。



時間にまだ余裕があったからコンビニに入りおにぎりやお菓子を買って学校へと向かった。





『それでも時間は余るのね』





ケータイを見るとまだ2時限目が終わっておらず門の近くで2時限目が終わるのを待った。



あまりの暇さにケータイを取り出し、普段滅多にやらないゲームをして時間を潰す。



話し相手がいたらな…と思ったけど私の周りに当然人なんかいるはずもなく、その前に私が話す相手はユカしかいないんだったと自分を嘲笑った。



はぁーあ、滑稽だな。


再びケータイの画面に目をやりゲームをやっていると人が近づく気配がした。