サラッと、クサイ言葉を言えてしまうのは、職業病だろうか。
それに照れてしまうアタシは、キャバ嬢としてまだまだ。
アタシの家に来てから、ダラダラとくだらない話を続けていた。
アタシは肝心なことなんな何1つ聞けず、彼のことは何も知らない。
それなのに……
アタシはリョウマくんのペースにまんまとハマり、関係を持ってしまった。
「もっと…声出してよ?」
「恥ずかしい…」
「もっと恥ずかしいこと、してるじゃん」
「やだ…///」
「可愛い。」
アタシは彼のことが好きだから…彼に抱かれた。
彼はどうなのか…
それはきっと、彼にしか分からない。