「仕事以外でお酒飲むなんて、相当好きなんだね。」
「俺?そんなことないよ。普段は飲まない。」
「ふぅ〜ん。」
「遊姫ちゃんこそ、冷蔵庫に酒があるってことは、酒が好きなんだね?」
「アタシは…飲まないと眠れないから。」
「病んでるの?」
「まぁ…そんなトコかな(笑)」
心配かけないように、冗談っぽく笑ってみせた。
実際…アタシは孤独を感じていていつもお酒を飲まないと眠れない。
グッと1缶でも飲んでしまえば、知らないうちに眠りに就いているんだけど。
「お酒好きはね、寂しがり屋が多いらしいよ。だから遊姫ちゃんは寂しがり屋なんだね。」
「人間、みんなそうじゃない?」
「俺は…自由が好きだからそこまで寂しがり屋じゃないと思うよ。」
「そう。」
「女の子は、それぐらいが可愛いよ。寂しくなったら…俺がいるよ。」
「何…言ってるの///」