そして、ホワイトデー当日。
「清花さん! いらっしゃい!」
「お邪魔しま~す」
荷物を持って自転車で透瑠くんの家へ。
ニコニコしながら出迎えてくれた透瑠くんに思わず笑みがこぼれた。
エプロンしてる~! 可愛い~!
「もう作ってるの?」
「はい。ついさっき下準備が終わったところです」
ええ⁉ もう準備してたの⁉
一体何時から始めたんだろう。
っていうか、家族達に勘づかれなかったのかな……?
家に上がり、エプロンを着て髪をまとめ、キッチンに移動する。
うわぁ、こんなにたくさん……もうパーティーじゃん。
「私は何したらいい?」
「あー……じゃあ、玉ねぎ切ってください」
「……これ、みじん切り?」
「はい。お願いします」
渡された玉ねぎをじっと見つめる。
マジかぁ……。
昨日まで野菜やお肉を切る練習をしてきたけど、みじん切りの練習はしてきてない。
不安になっているのが顔に出ないよう、無表情で玉ねぎの皮を剥いていく。
「清花さん! いらっしゃい!」
「お邪魔しま~す」
荷物を持って自転車で透瑠くんの家へ。
ニコニコしながら出迎えてくれた透瑠くんに思わず笑みがこぼれた。
エプロンしてる~! 可愛い~!
「もう作ってるの?」
「はい。ついさっき下準備が終わったところです」
ええ⁉ もう準備してたの⁉
一体何時から始めたんだろう。
っていうか、家族達に勘づかれなかったのかな……?
家に上がり、エプロンを着て髪をまとめ、キッチンに移動する。
うわぁ、こんなにたくさん……もうパーティーじゃん。
「私は何したらいい?」
「あー……じゃあ、玉ねぎ切ってください」
「……これ、みじん切り?」
「はい。お願いします」
渡された玉ねぎをじっと見つめる。
マジかぁ……。
昨日まで野菜やお肉を切る練習をしてきたけど、みじん切りの練習はしてきてない。
不安になっているのが顔に出ないよう、無表情で玉ねぎの皮を剥いていく。