「なら! ホワイトデーは俺の家で一緒にお昼ご飯作りませんか?」
「いいの? 家族は?」
「俺が上手く言っておきます!」
「じゃあお願いします……」
…………心配だなぁ。
本当に上手くいくだろうか。
──放課後。
「透瑠くん、本当に大丈夫?」
「大丈夫です! 任せてください!」
「春休みまで隠し通せる?」
「…………はい!」
ちょっと間があったぞ。
ちゃんと作れるか、足を引っ張らないか不安だけど……。
なにより、親達に私達が付き合っていることがバレないかが心配。
まだ付き合って2週間も経ってないし、せめて1ヶ月……「春休みに入ったら言おう」とお互いに話している。
でも、透瑠くんわかりやすいからなぁ。
当日浮かれすぎてバレたらどうしよう。
絶対お母さん赤飯炊くに決まってる。
◇
「ただいま」
「おかえり」
「あ、14日は友達の家に遊びに行くね」
「お昼から行くの?」
「一緒にご飯食べる予定だから、午前中から」
「了解」
帰宅し、早速母にホワイトデーの予定を伝えた。
良かった、深掘りされずに済んだ。
「いいの? 家族は?」
「俺が上手く言っておきます!」
「じゃあお願いします……」
…………心配だなぁ。
本当に上手くいくだろうか。
──放課後。
「透瑠くん、本当に大丈夫?」
「大丈夫です! 任せてください!」
「春休みまで隠し通せる?」
「…………はい!」
ちょっと間があったぞ。
ちゃんと作れるか、足を引っ張らないか不安だけど……。
なにより、親達に私達が付き合っていることがバレないかが心配。
まだ付き合って2週間も経ってないし、せめて1ヶ月……「春休みに入ったら言おう」とお互いに話している。
でも、透瑠くんわかりやすいからなぁ。
当日浮かれすぎてバレたらどうしよう。
絶対お母さん赤飯炊くに決まってる。
◇
「ただいま」
「おかえり」
「あ、14日は友達の家に遊びに行くね」
「お昼から行くの?」
「一緒にご飯食べる予定だから、午前中から」
「了解」
帰宅し、早速母にホワイトデーの予定を伝えた。
良かった、深掘りされずに済んだ。