一目惚れだった。
その顔に手を当てて、私のものにしたいと願った。そこから2年片思いして、もういいやと言う頃にあなたからの告白。

正直素直に喜べなかったけれど、私は受け入れた。一番中のいい友達から、恋人への昇格。
口約束に浮かれて、私はあなたのものになった。

その頃私も荒れていて、
レイプされたのをきっかけにどんどん病んでいったくせに。あなたは私を救おうとした。

もうどうでもよかった。愛とか恋とか。
どうせ誰もいなくなることは、幼少期から知っていた。

父親、母親がいて、妹、弟がいて。
それぞれが手を繋ぎ、私は後ろで余り1。

お姉ちゃんだからのレッテルと、
離婚から始まった曽祖母からの熱烈ないじめ。
書くほどのことじゃないかな。
壊れていった経緯なんて。