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舟木はあたしのリクエスト通りにラーメン屋に連れて来てくれた。
車から降りるとスープの美味しそうな匂いがあたしの脳を刺激した。


店内にはいり、先に着くとラーメンを二人前頼んだ。



「明日朝早いの？」

もう注文し終わったのに、メニューをパタパタめくりながら舟木の明日の仕事のことを聞いた。


「ふつうだよ。7時くらいに学校着くくらいかな」

「早いよ、7時なんてあたし下手したら寝てないで起きてる時間だよ」

「そうなの？ちゃんと寝ないと大きくなれないよ」

「もうこれ以上大きくならなくていいよ」


舟木とだけじゃないけど、みんなと違う時間軸で生きている気がした。
あたしだけがズレてて、みんな正常だ。



ほたるくんは、あたしと同じ時間に生きていた。
とゆうか、あたしが合わせてそれが普通になっていってまだ抜かれないでいるだけだ。
バイトの時間的に別に不便をしているわけではないが、やはり朝日に浴びることは大切だと思う。気分がスッキリする。
だから、舟木の生活リズムは羨ましい。