34憑き物を落とした。ちゅう秋に感謝の言葉を放つ僕を「まだ終わっていない」と彼は厳しい顔をしていた。その真顔に怖さを感じた僕に「土鳩達と君の傷がまだだ」と当初の目的を思い出さされた。